写真ブースは昔の名残です。最近ではショッピングモールや夏の遊歩道を散歩しているときに見かけることもありますが、多くの場合、楽しい瞬間は写真ブースのカーテンの後ろに隠れるのではなく、ポケットの中の携帯電話で撮影されています。

Synthetic のIncrediBooth を使用すると、iPhone 4 から快適に従来の写真ブースのビンテージな魅力を体験することができます。
IncrediBoothは前面カメラを使用しているため、Appleの最新スマートフォンでのみ動作します。アプリを起動すると、画面が突然フォトブースの内部に変化します。画面の上部にはフレーム付きの鏡があり、両サイドには目線の高さを示すマーカーが付いています。IncrediBoothは鏡を見ているような印象を与えますが、実際には前面カメラを使用して、画面上の「鏡」にあなたの画像を投影しています。
カメラと画面を同時に見ることができるので、友達をつかまえてカメラを前に出すのも簡単です。本物のフォトブースのようにカーテンで仕切られてプライバシーが守られなくても、あっという間に変顔が作れるようになりますよ。
鏡の下には、中央に赤いボタンが付いた大きな回転ノブがあります。このノブを回すと、白黒と2種類のローファイなビンテージ風の3つの設定から選ぶことができます。(最初はノブを回すのが少し分かりにくいかもしれません。本物のノブを回すように、必ず2本の指で回してください。)設定を選んだ後、赤いボタンを押すとカチッという音が鳴り、鏡の後ろの赤いライトが点滅して準備の合図を知らせます。アプリが4フレームをそれぞれ撮影すると、シャッター音も聞こえます。IncrediBoothが写真を撮影した後、下隅の矢印を押すと、バーチャルフォトブースの「外」でおなじみの4フレームの写真ストリップが表示されます。
アプリはデフォルトでは写真をカメラロールに保存しません。個々のストリップをクリックすると、ストリップ全体または個々のフレームをカメラロールに保存するか、メールやFacebookで共有するかを選択できます。
SyntheticはHipstamaticやSwankoLabといったアプリで、美しく精巧な仕上がりで高い評価を得ており、その流れは今回も続いています。iPhone 4をお持ちなら、IncrediBoothを使えば、最新技術でヴィンテージ感を演出する楽しい方法があります。
[ Macworld 寄稿者の Beau Colburn 氏はボストン在住で、自身のサイト Snap different に iPhone の写真を掲載しています。 ]