
画像: マイケル・サイモン/IDG
Appleは6月に、HomePodとHomePod miniでApple Musicのロスレス再生が「将来のソフトウェアアップデートで」サポートされると発表したものの、具体的な時期については明言を避けました。先日リリースされた最新ベータ版によると、iOS 15で9月に利用可能になるようです。
2回目のベータ版で一部のスピーカーが動作しなくなったという報告を受け、Appleは今週、HomePod 15の3回目のベータ版をリリースしました。このベータ版には、修正プログラムと新機能であるロスレスオーディオのサポートが含まれています。iPhoneと同様に、ホームアプリの「設定」の「メディア」タブにロスレスオーディオの切り替えボタンが追加されました。
HomePod ベータ版は、プログラムへの参加を招待された特定の開発者のみが利用できます。
Appleは6月にApple Musicの全加入者向けにロスレスオーディオに対応しましたが、高ビットレートに対応するには有線ヘッドホンやスピーカー、あるいは外付けのD/Aコンバーターが必要です。現時点ではHomePodとHomePod miniスピーカーはロスレスオーディオに対応しておらず、Apple TV 4Kのデフォルトスピーカーとして接続した場合にのみDolby Atmos空間オーディオをサポートします。Appleは「AACとロスレスオーディオの違いは実質的に区別がつかない」と述べているため、リスナーは違いを聞き取れない可能性があります。
しかし、わずか 2 ~ 3 か月で自分でテストできるようになるはずです。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。