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物議を醸したParlerがApp Storeに復活
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1月6日のワシントンの米国議会議事堂襲撃事件を受けて、アップルは、このプラットフォームが攻撃計画に利用されたという理由で、ParlerをApp Storeから排除した。
しかしCNNによると、今、この保守系ディスカッションプラットフォームの状況は好転しつつあるようだ。開発者はコンテンツをモデレートし、暴力を扇動する投稿を削除することを約束しており、ParlerはまもなくApp Storeから再びダウンロード可能になる。
Parlerは3月にApp Storeへの復帰を試みたが、失敗に終わった。当時、開発者側が実施した改善策――ドナルド・トランプを公然と批判するコンテンツマネージャーを新たに雇用するなど――は不十分だったと認識されていた。Appleは開発者宛てのメールに、スワスティカが描かれたユーザープロフィールのスクリーンショットを添付していた。
近年、AppleやGoogleといったテクノロジー企業は、保守派団体からリベラルな政治的見解を偏向させているとの批判を強く受けており、ParlerがApp StoreとGoogle Playから削除されたことは、その重要な証拠として挙げられている。しかし興味深いことに、Appleは対策が不十分だとも批判されている。1月下旬には、Telegramも禁止しなかったとして訴訟を起こされたのだ。
この記事はもともとMacworld Swedenに掲載されました。翻訳:David Price。