2014年がいよいよ本格的に動き出したとはいえ、2013年をまだ忘れられない人も多いでしょう。アメリカでは4月に納税(とそれに伴う記録)の期限が迫っており、どこでどのように時間を過ごしたかを記録しておくことは多くの人にとって役立つでしょう。Automatorは、そのお手伝いをします。
このAutomatorワークフローを使えば、ボタンを1回クリックするだけで、選択したカレンダーの2013年のすべてのイベントを記録したExcelワークシートを作成できます。このツールを使用するには、Microsoft Office 2008または2011 Home & Businessエディションが必要です。(Home & Studentエディションには、必要なAutomatorアクションは含まれていません。)
Automatorを起動し、表示される選択ウィンドウで「ワークフロー」を選択し、「選択」をクリックします。ライブラリパネルで「カレンダー」セクションを選択し、そこから「指定されたカレンダー項目を取得」、「カレンダー項目をフィルター」、「イベント概要」の3つのアクションを右端のワークフロー領域にドラッグします。次に、 「ユーティリティ」セクションをクリックし、「クリップボードにコピー」アクションをワークフローの下部にドラッグします。最後に、ウィンドウ上部近くの「検索」Excelフィールドに入力し、 「Excelブックの新規作成」と「クリップボードの内容をExcelブックに貼り付け」アクションをワークフローにドラッグします。
最初のアクション「指定されたカレンダーアイテムを取得」に戻り、「追加」ボタンをクリックして表示されるシートで、イベントを取得するカレンダーを選択します。2つ目のアクション(現在は「カレンダーイベントをフィルター」)を「以下のすべてが真」に設定し、日付条件を2つ追加します。1つ目は「開始日が2012年12月31日以降」、2つ目は「終了日が2014年1月1日以前」です。ワークフローの残りの部分はそのままで問題ありません。
完了したワークフロー(クリックして拡大)。
ワークフローは保存しておいても構いませんが、一度しか実行しない可能性が高いので、保存する必要はありません。実行するには、ワークフローウィンドウの右上にある「実行」ボタンをクリックしてください。
するとExcelが起動し、新しいブックが作成され、選択したカレンダー内のすべてのイベントがリストに表示されます。各イベントは空白行で区切られています。イベントの数(イベントX / Y)に加え、概要、ステータス、日付、時刻のフィールド、そして必要に応じて場所とメモが表示されます。
たったこれだけです。このワークフローを5分で組み立てれば、将来の自分がカレンダーを何時間もかけて退屈に探す時間を節約できるかもしれません。