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Apple、新型RetinaディスプレイMac向けにOS Xを準備

Appleは高解像度Mac用のOSを準備しており、次世代MacBookシリーズにRetinaディスプレイが搭載されるという噂に新たな証拠を加えた。

Appleが水曜日にリリースしたOS X 10.7.4アップデートには、一見些細な変更点のように見えるが、Appleが何か大きなことを発表しようとしていることを示しているかもしれないいくつかの変更点が隠されていた。

Apple Insiderによると、Appleの内蔵テキストエディットアプリケーションのアイコンの最高画質版が1,024×1,024ピクセルに拡大され、アップデート前のアイコンの512×512ピクセルから2倍になったとのことです。このピクセル数の増加により、アイコンはRetinaディスプレイに対応しています。

アイコンのファイルサイズも、OS X 10.7.3 の 209 キロバイトから 10.7.4 の 1.7 メガバイトに増加したとレポートは明らかにしている。

これは、数週間以内に登場が予想される Apple の新しい MacBook ラインナップに、新しい iPad に搭載されているものと同様の、HDTV より 100 万画素多い 310 万画素の Retina ディスプレイが搭載されることを意味するのかもしれない。

Apple は、Retina ディスプレイについて、「ピクセルが非常に密集しているため、通常の視聴距離では個々のピクセルを目で識別できない」と説明しています。

AppleがOS X 10.7 Lionのベータ版をリリースした際、App StoreアイコンとLaunchpadアイコンは1,024×1,024ピクセルに拡大され、2月には一部のカーソルがより高い解像度に改良された。

4月、Intelは新しいIvy BridgeプロセッサがRetinaディスプレイ向けに開発されていることを発表しました。これは、AppleがRetinaディスプレイ搭載MacBookを発売することを示唆しており、同社が新チップを最初に製品に搭載すると予想されています。Ivy Bridgeプロセッサは2560×1600のディスプレイに対応し、これは現在13インチMacBook Proのディスプレイに搭載されているピクセル数の4倍という驚異的な数値です。

6月にサンフランシスコで開催されるAppleのWWDCで発表されると予想されるOS X Mountain Lionをテストしているとき、開発者は二重解像度のアイコンも発見した。