15
Google Sync が iOS のメールとカレンダーのサポートを向上

Google Sync を使用して Gmail と Google カレンダーのデータを iOS デバイスに接続している場合 (まだ使用していない場合は、ぜひ使用してください)、マウンテン ビューのスタッフが、そのエクスペリエンスをさらに快適にするいくつかの新しい調整を行いました。

まず、Googleはメール検索機能を改善しました。iOSのメールアプリにローカルに保存されているメッセージを検索するだけでなく、Google Syncで設定されたアカウントでは、メールアプリを使ってサーバー上のすべてのメッセージも検索できるようになりました。そのため、重要な予定表がローカルデバイスから消えてしまった場合でも、受信トレイのページをスクロールして「さらにメッセージを読み込む」を何度も押して探す必要がなくなります。

メール関連の改善点がもう1つあります。これは特に、複数のメールアカウントを管理している方を対象としています。アカウントのデフォルトの送信元アカウントとしてGmail以外のアドレスを設定している場合、iOSデバイスでもその設定を尊重できるようになりました。iOSm.google.com/syncデバイスで「このデバイスで「送信元アカウント」を有効にする」オプションの横にあるチェックボックスをタップしてください。これで、新しいメッセージを作成する際にはGmailアカウントから送信されていると表示されますが、受信者の受信トレイに表示される際には、デフォルトの送信元アドレスから送信されたことが表示されます。

最後に、メールよりもカレンダー イベントを重視する方には、iOS デバイスのカレンダー アプリから直接イベントの招待を承諾、拒否、または編集できるようになったことをお知らせします。

最初のオプションと最後のオプションはユーザー側での設定がほとんど不要ですが、2つ目のオプションは、Googleの同期設定用のWebベースのインターフェースがやや使いにくいため、設定が少し複雑です(特に、ドメインにGmailアカウントGoogle Appsアカウントがある場合)。この点に関して、Googleからより親切なアプローチを期待しています。ネイティブiOSアプリの提供は、あまりにも無理があるのではないでしょうか。

著者: Dan Moren、Macworld 寄稿者

ダンは2006年にMacUserブログへの寄稿を開始して以来、Apple関連のあらゆる記事を執筆しています。元Macworldシニアエディターで、現在はフリーランスのテクノロジージャーナリスト、多作なポッドキャスター、そして複数の著書を執筆しています。最新作は超自然探偵小説『All Souls Lost』です。