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Music Man 3は着信音作成とFLAC再生機能を追加

Mireth Technologyは、デジタル音楽のリッピング、変換、書き込み、再生が可能なアプリ「Music Man」のバージョン3をリリースしました。バージョン3では、iPhoneの着信音作成機能、ID3タグ編集機能、FLACおよびApple Losslessの再生機能が追加されました。

Music ManはMacで音楽を扱うための万能ツールと謳っており、ほぼあらゆる一般的なフォーマットのオーディオファイルをリッピング、変換、書き込み、再生できます。オーディオCDをMP3、WMA、AAC、MP2、WAV、Ogg Vorbisにリッピングできるほか、これらのフォーマットから様々なフォーマットに変換することも可能です(ただし、DRM保護されたファイルは対象外です)。

Music Man 3の新機能として、オーディオファイルをiPhoneの着信音として使用されているM4R形式に変換できるようになりました。これにより、Mac上のあらゆるサウンドをiPhoneの着信音や通知音に変換できます。さらに、M4Rクリップを編集して、トラックの任意の位置でフェードインを調整しながら開始と終了を設定することもできます。

iTunesもこれらの機能の多くをサポートしていますが、Music Manはより幅広いファイル形式に対応しており、例えばFLACやOgg Vorbisの再生が可能です。また、2チャンネルステレオトラックを1チャンネルのモノラルミックスに変換する「モノラルミックスダウン」機能も搭載しています。この機能は、例えば買い物中や夜間の散歩中など、両方のイヤホンを装着したまま音楽を聴くのが不便だったり、安全とは言えない状況で役立ちます。モノラルミックスでは、左右のトラックにステレオチャンネルの両方が収録されるため、片耳で聴いてもミックス全体を聴くことができます。

Music Man 3の価格は25ドルで、アップグレードは25%割引となります(無料トライアル版もあります)。Mac OS X 10.3以降が必要です。