これは、iOS 4.2 が近づいていることを示すもう 1 つの兆候です。先週末、Apple は iPad の iTunes アプリで Ping ソーシャル ネットワーキング機能を有効にしました。

万が一、既にお忘れになっている方もいらっしゃるかもしれませんが(それも全くお忘れで構いません)、PingはAppleの音楽ベースのソーシャルネットワークで、友達やアーティストの音楽の好みを把握できます。Appleはこの機能をiTunes 10で初めて導入し、iPhoneではiOS 4.1で追加しましたが、iPadではiOS 4.2まで対応が予定されていませんでした。しかし、AppleがApp StoreやiTunesアプリの機能を自社デバイス上でリモートで有効化したのは今回が初めてではありません。iPhone 2.1とiPhone 3.1ソフトウェアでGenius機能を導入した際にも同様のことが行われました。
iPadでは、PingはiTunesアプリの下部にあるツールバーにボタンとして表示されます。タップすると友達のタイムラインが表示され、購入履歴、いいね!、フォロー、コメントなどを確認できます。画面上部の「People」タブをタップすると、フォロー中またはフォローされている人のリスト、フォローすべき他のユーザーのおすすめ、Appleがおすすめするプロフィールが表示されます。また、「マイプロフィール」セクションでは、個人情報や最近のアクティビティのタイムラインを確認することもできます。
iPadのPingでは、コンサートにもアクセスできます。プロフィールからこのリンクをタップすると、現在地付近で開催されるコンサートのリストが表示されるほか、フォローしているアーティスト(または最近曲を購入したアーティスト)が現在ツアーに出ている場所も確認できます。ボタンをタップしてチケットを購入することもできます。iTunesがSafariを開き、購入サイトに移動します。
もちろん、これがPingのやや冷淡な普及を促進するかどうかは分かりませんが、ご安心ください。友達がどんな音楽を購入しているかを常に把握したいのであれば、パソコン、iPhone、iPadで確認できるようになります。実際、彼らの音楽の好みを二度と見逃すことは不可能になるかもしれません。これは私にとって「一長一短」と言えるでしょう。