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スターバックスがパスブックのサポートを追加

iOS 6のリリースから2週間、AppleのPassbookがついに実現しました。水曜日の夜遅く、スターバックスは約束通りiOSアプリのアップデートをリリースしました。このアップデートにより、スターバックスのプリペイドカードをAppleの新しいウォレットソフトウェアに追加できるようになりました。

Apple は iOS 6 の発表時、そして 9 月の iPhone 5 イベントでも、Passbook のパートナー数社にデモを実施しましたが、早期導入者は主に、特定の航空会社の航空券や一部の音楽イベントやスポーツ イベントのチケットなど、一回限りのアイテムの購入にデジタル ウォレット アプリを使用することに限定されていました。

スターバックスは、Passbookのプリペイドカード管理におけるユーティリティの第一弾です。スターバックスのカードは、バーコード付きで同社のアプリ内で表示することができましたが、最新のアップデートではPassbookに追加できるようになりました。また、お気に入りの店舗をマークしておけば、その店舗に近づいた際にiOSアプリがパスを表示してくれます。

スターバックスカードをPassbookに追加する手順は簡単ですが、タップ操作が多くなります。特に、スターバックスカードをまだお持ちでない場合はなおさらです。お持ちの場合は、スターバックスアカウントを作成し、カード残高をチャージするための支払い方法を追加し、最後にカードをPassbookに追加する必要があります。

渡す: スターバックスのアプリを起動すると、カードを Passbook に追加するよう求められます。

すでにカードをお持ちの場合は、アップデートされたスターバックス アプリを開いたときに、そのカードの情報が表示されます。(厳密に言うと、私の場合はアカウントがなく、カードの残高が 0 ドルだったにもかかわらず、情報が表示されましたが、実際には追加されませんでした。) また、カード画面で [管理] ボタンをタップし、[Passbook にカードを追加] をタップして、手動で追加することもできます。

Passbookアプリ内では、カードの右下にある「i」アイコンをタップするとオプションが表示されます。カードの自動更新の有効/無効を設定できるほか、お気に入りの店舗に近づいた際にロック画面にパスを表示するかどうかも設定できます。(お気に入りの店舗のリストはカードの裏面に記載されていますが、ここで編集することはできません。編集するには、スターバックスアプリに戻る必要があります。)

Passbookとの連携に関しては、「遅くてもやらないよりはまし」という考え方に近いようです。現状では、この技術に対する後押しは驚くほど少ないものの、スターバックスが加わることで、消費者の間でより一般的な利用方法となるでしょう。とはいえ、ほとんどの消費者が複数のカードを管理するようになるまでは、Passbookはスターバックスアプリ自体を大幅に改善するものではなく、単なる追加機能に過ぎないように思えます。