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ウェブ上のAppleマップは、より多くのデバイスとブラウザへのアクセスを拡大します

Apple Maps ウェブ iPhone

画像: 鋳造所

Appleは昨夏、Apple Mapsをウェブ版に導入するという、驚きの、そして待望の一歩を踏み出しました。beta.maps.apple.comで利用可能なこのシンプルなウェブインターフェースは、Appleの新しく優れた地図を新しいデバイスに提供しましたが、その機能は限定的でした。

このウェブインターフェースは、MacとiPadではChromeとSafari、Windows PCではChromeまたはEdgeでのみ利用可能でした。スマートフォンのブラウザからは全くアクセスできませんでした。

現在、サイトには依然として「ベータ版」という明確なラベルが貼られていますが、制限は大幅に緩和されています。Androidスマートフォンを含むほぼすべての最新デバイスでmaps.apple.com(「ベータ版」の表記なし)にアクセスできます。Firefoxなどの他のデスクトップブラウザからも問題なくアクセスできました。

iOS、iPad、Macのネイティブアプリと比べると機能は限られていますが、基本的な機能は揃っています。徒歩や車でのルート案内、写真、評価、営業時間などの店舗情報、さらにはガイド機能も利用可能です。Appleは数ヶ月前にLook Around(Googleマップのストリートビューに類似)のサポートを追加しました。今のところ、交通機関や自転車ルート案内などのオプションは提供されていないようです。

この拡張により、Apple Maps は、検索エンジンから配送サービスに至るまで、地図ツールのライセンスを提供するオンライン サービスに関して、Google Maps に対して有意義な競争を提供できる態勢がより整うことになります。

著者: Jason Cross、Macworld シニアエディター

ジェイソンは25年以上にわたりテクノロジー関連の記事を執筆しています。最初はゲーム関連のメディアで執筆し、その後はエンスージアスト向けPCやテクノロジー全般に注力してきました。複雑なテクノロジーの仕組みを学び、それを誰にでも分かりやすく説明することを楽しんでいます。