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メディアセンターMac用のiPhoneリモコン

新しいMac miniの到着を待ち遠しく思っていました。リビングのメディアセンターとして使えるように、急いで買いに行きたいと思っていたんです。それで火曜日、ついにその日がやってきました。(そう、発売日に仕事帰りに近所のApple Storeへ行き、クレジットカードを支払い、バッグにMacを入れて帰りました。待ちきれないって言ったでしょ?)それから家に帰って、Macをハイビジョンテレビに繋いでみました。見た目も素晴らしく、Apple Remoteも内蔵のFront Rowソフトウェアと連携して、ハードディスクやiTunesライブラリにあるメディアファイルを表示してくれます。

しかし、Apple Remoteの性能には限界があります。Huluでテレビ番組を見たいと思ったら、ワイヤレスのキーボードとマウスを取り出さなければなりませんでした。リビングルームにキーボードとマウスを置きたくないというだけでなく、マウスを数分間操作すると手首がひどく痛くなってきました。(私はデザイナーなので、仕事ではポインティングデバイスとしてペンとタブレットを使っています。)

今、App StoreにはVNC風の画面共有アプリが山ほどあります。Macの画面を映し出し、リモート操作できるプログラムです。でも、私のテレビは十分な大きさです。Mac miniの画面をiPhoneに複製する必要はなく、カーソルを操作して短い項目をいくつか入力するだけで済みました。

RPA Technologyの6ドルのAir Mouse Proアプリで、この問題を解決できました。Air Mouse Proは、私のiPhone(と妻のiPhone)をリモートトラックパッドとキーボードに変えてくれます。Mac miniにAir Mouseサーバーソフトウェアをインストールすると、Air Mouse ProアプリがローカルWi-Fiネットワーク経由で接続し、操作できるようになりました。Air Mouse Proを起動すると、iPhoneの画面の上半分が2ボタンのトラックパッドになります。これはMacのラップトップによくあるものと似ています。画面の下半分は、他の入力方法に切り替えるためのもので、iPhoneスタイルのフルキーボード、メディアコントローラーボタン、ウェブブラウザボタン、そして設定可能なファンクションキーが用意されています。

Air Mouse ProとApple Remoteのおかげで、あのキーボードとマウスをリビングルームから永久に追い出すことができました。今では、iTunesで映画を観たり、ブラウザでウェブ動画を観たり、その他思いつく限りのあらゆるコンテンツを、ソファに座りながらiPhoneで操作できます。

[ジェイソン・ブライトマンは、Macworld および PC World の Web デザイン ディレクターです。]