読者のチャールズ・エンズ氏は、カレンダー問題に終止符を打ちたいと考えています。彼はこう書いています。
今朝Macを起動した時にカレンダーを起動しました。というか、起動しようとしたんです。Dock内でアイコンが一瞬揺れ、カレンダーが一瞬表示された後、アプリケーションが終了してしまいました。Macを再起動しましたが、毎回同じ状態です。昨日は問題なかったのに、今日は壊れてしまいました。どうすればいいでしょうか?
これはMacで日常的に発生する問題の一つではありません。むしろ、これは「起こりうる」類の問題の一例であり、多くのトラブルシューターが好むような、気を引き締めて頑張る体験を提供してくれます。
通常、このような状況では、アプリケーションの設定ファイルを探します。このようなファイルは通常、Optionキーを押しながらFinderの「移動」メニューをクリックし、「ライブラリ」を選択し、表示されるウィンドウで「設定」フォルダ(または、パスを希望する場合は「~/Library/Preferences」)を開くことで見つかります。ファイルを見つけるには、ウィンドウの検索フィールドにアプリケーション名を入力し、「設定」フォルダのみを検索します。
「通常」という言葉は慎重に使っています。今回のケースでは、com.apple.Calendar.plist ファイルが見つからないからです。代わりに、com.apple.CalendarAgent.plist だけがありますが、これは全く別の用途で使用されています。Preferences フォルダにない場合、カレンダーは問題の原因となっているファイルをどこに保存しているのでしょうか?
ライブラリフォルダを少し見てみると、このアプリケーション専用のフォルダ「カレンダー」が作られていることに気づくでしょう。Appleが自社のアプリケーションのためにわざわざフォルダを作ったという事実は、そこに魔法が隠されていることを物語っています。
では、闇の魔法と光の魔法をどうやって区別するのでしょうか?簡単です。フォルダを開き、「リスト表示」を選択し、「更新日」という見出しをクリックして、一番上に何が表示されているか確認しましょう。今回の場合、カレンダーキャッシュファイルが上位2つのうちの1つに間違いなく含まれているはずです。このファイルをデスクトップにドラッグして、カレンダーをもう一度起動してみてください。もしアプリケーションが正常に起動せず、データベースが更新されず、同期したすべてのイベントが正しく表示されない場合は、朝食に加えて昼食もご用意いたします。

この提案をするのは、私自身が実際に経験したからというだけでなく、ある日は完璧に動作していたのに次の日は動作が不安定になる(ハードウェアに原因がないことがわかっている)といった状況では、アプリケーションに関連するファイル(設定ファイルやキャッシュファイルなど)を注意深く確認することをお勧めします。変更日で並べ替えると、それらのファイルを見つけやすくなります。