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ChromeユーザーはついにmacOS SonomaでiCloudのパスワードにアクセスできるようになる

グーグルクローム

画像: Google

Safariは優れたブラウザですが、様々な理由から多くの人がGoogle Chromeを使用しています。しかし、大きな欠点はパスワードアクセスなどのiCloud機能が利用できないことです。しかし、macOS Sonomaではこの点が変わります。次期macOSでは、Chromeやその他のChromiumベースのブラウザからiCloudのパスワードにアクセスできるようになります。

Appleのリッキー・モンデロ氏が強調したように、iCloud Passwords Chrome拡張機能により、ソノマのChromeユーザーはAppleのパスワードマネージャーにアクセスできるようになります。モンデロ氏は、この機能は現在動作していると述べていますが、Chromeウェブストアの製品説明にはこの点は記載されておらず、Macでも使用できるとは明記されていません(「Windowsユーザー向け」と記載されています)。モンデロ氏は、ユーザーは「パスワードとワンタイムコードの自動入力、新しいパスワードの保存、QRコードを右クリックしてコードジェネレーターの設定」ができると説明しています。また、この機能はMicrosoftのEdgeブラウザにも「近日中に提供開始」される予定です。

この拡張機能はパスキーでは動作しませんが、SonomaとiOS 17はパスキーを使った保存とサインインをサポートしています。ソフトウェアでこれをサポートするかどうかは開発者次第です。

Appleは水曜日にmacOS Sonomaのパブリックベータ版をリリースしました。macOS Sonomaは秋に一般向けに正式リリースされる予定です。macOS Sonomaスーパーガイドには、Appleの次期Macオペレーティングシステムに関する必要な情報がすべて掲載されています。

著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター

ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。