マウスとキーボードの時代は終わりに近づいているかもしれない。タッチ操作を備えたデバイスは既にますます重要な役割を果たしており、Appleはガジェットを操作する代替手段を模索している。
ここ10年ほどで、パソコンのマウスとキーボードに加えて、スマートフォンやタブレットのタッチスクリーン入力デバイスとして指を使うことに慣れてきました。実際、多くのパソコン(少なくともWindows環境)はタッチ操作が可能です。
今のところ、Appleはコンピューターに関してはタッチスクリーンへの取り組みを進めていません。最も近いのはMacBook Proのキーボードに搭載されているTouch Barですが(ただし、操作するには画面から目を離さなければならないため、操作に制限を感じます)。しかし、新たな特許によると、Appleは水面下で新しい入力方法の開発に取り組んでいるようです。
Appleworld.Today は、Apple の手袋、別名「Apple Glove」に関する研究を証明する Apple の特許 (5 月 5 日に Apple が出願、番号 10,642,356) を発見しました。
特許の中で、Appleはこの手袋の仕組みを説明しています。この手袋は4つの部品からなる柔軟な素材で作られています。
- 触覚フィードバックユニット
- 動き検出素子
- コントローラ
- 柔軟な素材
コントローラーの助けを借りて、グローブは各パーツの相対的な位置を3次元的に把握できるようになります。また、触覚フィードバックによって、ユーザーは入力に対する反応を感じることができるようになります。

Apple Gloveは、噂されているApple GlassesなどのAppleの拡張現実(AR)技術と組み合わせて使用される可能性があり、例えば仮想オブジェクトとのインタラクションが可能になる可能性がある。
Appleは本発明を次のように説明しています。「実施形態は、ユーザ入力デバイスおよびその使用方法に関する。一態様では、実施形態は、第1部分と第2部分を有する、ユーザに装着可能な柔軟な布地を含む。第1部分は第2部分に対して移動可能であってもよい。実施形態はさらに、3次元空間内における第2部分の位置に対する第1部分の位置に基づいて入力構成を識別するように構成されたコントローラを含むことができる。実施形態はさらに、柔軟な布地に隣接して配置され、入力構成に基づいて触覚フィードバックを提供するように構成された触覚フィードバック構造を含むことができる。」