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iTunes風のPOS

売上、在庫、そして注文を管理するのは大変な仕事です。優れたPOSシステムに求められるタスクは、注文処理からeコマースサイトの維持管理まで、非常に複雑になることがあります。しかし、だからといってソフトウェアの使い方が同じように複雑であるべきだというわけではありません。あるいは、そのようなアプリケーションのインターフェースに少しばかりの工夫があっても構わないというわけでもありません。
LightSpeed 2を例に挙げましょう。このPOSソフトウェアの次期バージョンは2月まで出荷されません。しかし、LightSpeedの開発元であるXsilva Systemsは、Macworld Expo(ブース番号S2638)で次期リリースを披露しています。
LightSpeed 2 のブラウザ ビューを見てみましょう。(Xsilva の Web サイトには拡大表示があります。)

iTunesのルック&フィールとLightSpeedの類似点は、あくまでも意図的なものです。この画面では、注文リクエストがアプリケーションのメインウィンドウに日付順に整理されて表示されます。iTunesのソースリストが表示される左側のパネルでは、LightSpeedではカテゴリ別にタスクが分類されています。例えば、見積書、SRO、注文、請求書が売上の下にまとめられています。これらの注文リクエストを見積書アイコンにドラッグ&ドロップするだけで、見積書が瞬時に生成されます。実にスマートです。
もちろん、LightSpeed 2の魅力は見た目だけではありません。しかし、そのインターフェースは、POSアプリに興味のあるMacユーザーを再び惹きつけるには十分です。