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AdobeがPhotoshop Elements 9をリリース

Adobeは月曜日、同社のコンシューマー向け写真編集アプリケーション「Photoshop Elements 9」の最新バージョンをMacとWindows向けに発表しました。このバージョンにはMacユーザーにとって新しい機能が多数搭載されており、中でも注目すべきは、写真や動画ファイルのインポート、管理、閲覧のためのハブとして機能するバンドル版の「Elements Organizer」です。

Photoshop Elements 9では、すべてのプラットフォームで使えるエキサイティングな追加機能として、Photoshop CS5で最も人気の高い機能の一つである「コンテンツに応じた塗りつぶし」がスポット修復ブラシに搭載されています。この強力な新ツールを使えば、周囲の情報を分析することで、画像から特定のオブジェクトを削除できます。また、このバージョンではレイヤーマスクも新たに追加され、画像の特定の部分を異なる透明度でブロックすることができます。

写真編集初心者でも、プログラムのガイド付き編集機能を使えば、トイカメラ風の編集など、基本的な編集から楽しい編集まで、分かりやすいステップバイステップの指示に従って画像を編集できます。作成した作品は、オーガナイザーからFacebookやFlickrなどのサイトに直接投稿したり、Elements 9に付属のテンプレートを使ってスクラップブック、フォトブック、オンラインアルバム、スライドショーを作成したりして共有できます。

Elements Organizer では、自動顔認識やキーワードタグなど、様々な方法で画像を整理できます。新しい自動タグ分析機能は、画像の明るさやコントラストなどのコンテンツを分析し、適切なキーワードタグをスマートに提案します。

Photoshop Elements 9は、10.5.8以降のIntel Macで動作します。価格は100ドルで、Elements Organizerが同梱されています。さらに50ドル追加でPhotoshop Elements 9 Plusにアップグレードすると、20GBのオンラインストレージと、テンプレート、ガイド、アートワークなどの様々なライブラリへのアクセスが追加されます。