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iPhoneのインターフェースをもっと活用する

読者のデール・カルドーザさんは、iOSデバイス間で統一されたインターフェース体験を望んでいます。彼はこう書いています。

iPadとiPhoneを持っています。iPadの画面でマルチタスクジェスチャーを使うことに慣れてしまっています。例えば、4本指でピンチインしてホーム画面に戻るなどです。その後、iPhoneで同じジェスチャーを試してみましたが、うまくいきません。iPhoneの機能の一部をジェスチャーで操作する方法はありますか?

答えを「いいえ」で始めたり終わらせたりしないように(そうすると、このブラウザ ページがほとんど役に立たない無駄なことになってしまいますが)、代わりに「まあ」と答えます。

マルチタスク ジェスチャは、iPhone や iPod touch では利用できません (iOS 7 でも利用できません)。ただし、ホーム画面やその他の機能にアクセスするための現在の手段に抵抗がある場合は、別の方法を提案できます。

つまり、iOSのAssistive Touch機能です。手でインターフェースを操作するのが難しい人のために設計されたこの機能は、ホームボタンを使いたくない人(またはホームボタンが断続的にしか機能しない、あるいは全く機能しないために使えない人)にとって役立ちます。iOS 6とiOS 7の両方で、 「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」にアクセスできます。

この画面を下にスクロールし、「Assistive Touch」をタップします。表示された画面で、「Assistive Touch」スイッチをオンに切り替えます。すると、iPhoneの画面左下に灰色の四角形が表示され、どのアプリを使用しているかに関係なく画面上に表示されたままになります。表示されてからすぐに消えます。タップしてドラッグすることで、画面上で移動できます。

この四角をタップすると、Assistive Touchウィンドウが表示されます。ここには、Siri、デバイス、ホーム、お気に入りの項目があります。ホーム画面に移動するには、「ホーム」をタップします。Siriを起動するには、そのボタンをタップします。その他のオプションを表示するには、「デバイス」をタップします。(デバイス画面からは、画面のロック、画面の回転、音量を下げる、音量を上げる、ジェスチャー、シェイク、スクリーンショット、マルチタスクのボタンをタップできます。)

Assistive Touch で利用できるオプションの一部。

マルチタスクジェスチャーを模倣しているとは言えず、iPhoneの画面を2回タップしなければならないのにホームボタンを1回押すのは、せっかくのタップの無駄だと感じる人もいるかもしれません。しかし、必要であれば、あるいは望むのであれば、この機能は確かに存在し、利用可能です。