Newton ファンの皆さん、喜んでください。仮想キーボードで入力するのではなく、画面上にクエリを書くのが好きな人にとって、Google の新しいプロジェクトである Handwrite は驚きと喜びをもたらすはずです。

木曜日の朝、Googleのブログで発表された同社の新しいベータプロジェクトは、ユーザーがどこにいても、何をしていても、より簡単に検索できるようにすることを目的としています。手書き入力機能を使用すると、画面上に活字体または手書きで文字、単語、句読点を入力すると、即座に分析され、検索キーワードに変換されます。
この機能の有効化は非常に簡単です。iPhoneの場合はGoogle.comで下にスクロールし、「設定」リンク(iPadの場合は歯車アイコンから「検索設定」をクリック)まで移動し、手書きモードを有効にしてからGoogle.comに戻ります。右下隅に新しく追加されたボタン(筆記体の小文字の「g」のような形)をタップして手書き機能をオンにし、書き始めるだけです。
iPhone や iPod touch では、画面が小さいため、手書き入力が少し扱いにくいと感じました。(下のハンズオン動画をご覧ください。)しかし、このサービスは入力された文字や単語を賢く推測してくれるので、例えば「dowag」と書いてスペースがなくなる前に「er」と続けて入力すると、文字を組み合わせて「dowager」と入力してくれます。そして、ダウントン・アビーの Dowager Countess を探しているのかもしれないと提案してくれます。
iPadで手書き入力を使うのは夢のようです。特にスタイラスペンを使うと、入力スペースが狭くなる心配もなく、文字入力の自由度が格段に上がります。
残念ながら、Googleの認識エンジンは、ブロック体よりも筆記体の解析がはるかに苦手でした。私の乱雑な筆記体によるものか、エンジン自体の問題なのかは分かりませんが、文字が抜け落ちたり(小文字のsやrをどう処理すればいいのか分からなかったり)、単語を完全に誤解したりすることがよくありました。幸い、Googleの検索エンジンはある程度の欠点を補ってくれますが(例えば「teasures」を「treasures」と誤認識するなど)、それでも少しイライラさせられます。
ベータ版の機能としては、Handwriteはとても楽しく、実際にかなり頻繁に使えると思います。手書きは遅いですが、仮想キーボードのタッチタイピングほど遅くはありません。