アップルが工場労働者を虐待していると非難し、後に記事の一部を捏造していたことを認めざるを得なくなった作家で俳優のマイク・デイジー氏が、D10カンファレンスでティム・クック氏にインタビューしたジャーナリストらとツイッター上で口論を始めた。
デイジー氏がこの会議に興味を持ったのは、カーラ・スウィッシャー氏がアップルのCEOティム・クック氏と話しているときに、デイジー氏(明らかに関与していた)について言及することなく、クック氏の「架空の」批評家たちについて言及した時だった。
その後デイジー氏は自身のブログで、スウィッシャー氏と同僚のウォルト・モスバーグ氏がインタビュー対象者に対して十分に厳格ではなかったと批判した。
彼はこう綴った。「カーラとウォルト、今夜は本当に難しい質問をしたと思っているのか? クックに…『ピン』は失敗作だったと認めさせたなんてすごい! できればあと1時間あれば、『ドーソンズ・クリーク』で一番好きなのは誰で、アイスクリームはバニラとクッキー&クリーム、どっちが美味しいか教えてもらえるのに。(ひっかけ問題:いつもクッキー&クリームだよ)

彼は、D10の面接官が尋ねるべきだった他の質問をいくつか提案した。「最近、CEOとして初めて中国を訪れ、フォックスコンの生産ラインを視察されましたね。アップルによるフォックスコンへの最初の外部監査は、当時のメディア報道を受けて2006年に実施されました。そして、6年前に出された報告書の勧告は、2012年にFLAが行った勧告と同じものです。CEOにとって、6年も経った今になって初めて、監査が優先事項として重要だとは思わなかったのでしょうか?なぜそんなに時間がかかったのでしょうか?」
デイジー氏はまた、フォックスコンが問題を抱えるほどに「サプライチェーンを圧迫した」のはクック氏の責任だと非難している。デイジー氏によれば、その責任はクック氏にもあるという。「ニューヨーク・タイムズ紙をはじめとするメディアは、フォックスコンの問題の大きな要因として、サプライチェーンの圧迫を指摘している」とデイジー氏は指摘する。