83
スピードリンク コンペティション プロ USB

昔ながらのジョイスティックアクション

時々、あまり複雑すぎず、手の込んだ作りでもないジョイスティックのおすすめを聞かれるのですが、Speed-Link Competition Pro USB (   ) はまさにその条件にぴったりです。シューティングゲームをしたり、昔のアーケードゲームをプレイできるエミュレーターが好きな方には特におすすめです。ヨーロッパの販売店から海外への送料を負担しても構わないという方でなければ、見つけるのは難しいかもしれません。

Competition Pro USBは、Apple IIやCommodore Amigaで使用されていたジョイスティックを彷彿とさせるシンプルなデザインです。やや長方形のベースに4つのゴム足が付いており、デスク上でしっかりと固定できます。シンプルなスティックは、逆さまの感嘆符のように上部から伸びています。マイクロスイッチを採用した内部構造により、Competition Pro USBはどの方向に動かしても、心地よい「クリック」という感触が得られます。上部には4つのボタンが配置されており、アーケードゲーム機を彷彿とさせる大きなボタンが2つ、そして少し盛り上がったベースに小さなボタンが2つ配置されています。

Competition Pro USBは80年代風のファッションセンスで、プレイ中に手に持つとあまり快適ではありませんが、机の上に置くとしっかりとした作りになっています。約1.5メートルのUSBコードは、Competition Pro USBのベースにマッチする黒色で成形されています。もし現代のコントローラーに一つ譲歩できるとしたら、スティックをゴム素材でコーティングして、より柔らかな感触にしてほしいと思います。

コンペティションプロUSB

Speed-LinkはCompetition Pro USB用のMacソフトウェアを提供していませんが、Mac OS XのHID Managerアプリケーションをサポートするゲームでは認識されます。また、デジタルスティックなので、ゲームで効果的に動作させるためにキャリブレーションをする必要はありません。スティックを認識しないゲームがある場合は、USB Overdriveなどのシェアウェアユーティリティをインストールできますが、費用は高くなります。

スティックの裏側には「ターボ」スイッチもあります。このスイッチをオンにすると、発射ボタンが高速に切り替わり、親指の負担を軽減します。

ヨーロッパにお住まいなら、Jöellenbeck GmbHのCompetition Pro USBを15ユーロ(約19.25ドル)で購入できます。残念ながら、Joellenbeckの担当者によると、米国では販売していないとのことなので、今のところ入手できるのは米国だけでしょう。

結論: 昔ながらのゲームをプレイするのが好きなら、これはあなたにぴったりのスティックです。