9月にSneakPeek Photoをレビューしました。これは、画像ファイルのQuick Lookプレビューを拡張し、別のプログラムで画像を開かなくても画像に関する多くの有用な情報を提供してくれる便利なプラグインです。(Quick Lookを使ったことがない方は、Finderでファイルを選択してスペースバーを押すだけで、多くの種類のファイルで大きなプレビューが表示されます。)
SneakPeek Photo の開発者は、別の Quick Look プラグインである SneakPeek Pro も提供しています。これは、グラフィックスや出版ファイルの操作に多くの時間を費やす場合には、さらに便利になる可能性があります。SneakPeek Pro は、Adobe Illustrator および InDesign のドキュメントとテンプレート、Adobe Swatch Exchange ドキュメント、Adobe InDesign XML Interchange ファイル、Freehand MX ドキュメント、および Encapsulated Postscript (EPS) ファイルに対する Quick Look サポートを追加します。プラグインがインストールされると、これらのファイル タイプのいずれかで Quick Look を使用すると、ファイルの大きなプレビューが表示されます。(Illustrator ドキュメントを PDF 互換で保存しないことを選択した場合でも、これは機能します。SneakPeek Pro は実際のファイル データからプレビューを生成できます。) プレビューをダブルクリックしてファイルを開きます。

SneakPeek Photoと同様に、SneakPeek Proではファイルに関する詳細情報が表示されます。プレビューの上部には、ファイル名、ファイルの種類、サイズ、作成日時、変更日時が表示されます。右側には、ファイルで使用されているすべてのフォント、画像、カラースウォッチの便利なリストが表示されます。
SneakPeek Proの制限事項の一つは、一部のドキュメントタイプではファイル内に保存されたプレビューデータに依存することです。例えば、InDesignファイルを小または中のプレビュー画像で保存すると、解像度の低いプレビューが表示され、小さいフォントサイズが灰色のボックスで置き換えられる場合があります。ファイルを高画質のプレビューで保存すれば、この問題を回避でき、最適なQuick Lookプレビューが得られます。

Mac OS XのCover Flow機能はQuick Lookプラグインを利用しているため、SneakPeek Proをインストールすると、FinderのCover Flowビューでグラフィックファイルの高画質プレビューを閲覧できるようになります。同様に、SneakPeek Proは、開く/保存ダイアログ内、そしてFinderのカラム表示でも高解像度のプレビューを表示できます。これらの種類のファイルを頻繁に扱う方には、SneakPeek Proは最適なOSアドオンです。
Macworld アートディレクターの Rob Schultz 氏がこの記事に協力してくれました。