編集者注: 以下のレビューは、Glenn Fleishman 著『Five Star Apps: The Best iPhone and iPad Apps for Work and Play』(2010 年、Pearson Education および Peachpit Press) からの抜粋です。
Rogue AmoebaのAirfoil Speakers Touchは、 iOSデバイスをポータブルスピーカーに変えるアプリです。このアプリは、Rogue AmoebaのMac OS XおよびWindows向け商用ソフトウェアAirfoilと連携します。Airfoilは、コンピューターで再生されているオーディオをキャプチャし、他のコンピューター、AirPort Express、Apple TV、そしてこのiOSアプリが動作するモバイルハードウェアなど、様々なデバイスにリダイレクトします。

Airfoil Speakers Touch が動作するには、iOS デバイスが、オーディオをストリーミングするコンピューターと同じ Wi-Fi ネットワークに接続されている必要があります。
セットアップは簡単です。ネットワーク上のコンピューターにAirfoilをインストールし、無料のAirfoil Speakers Touchアプリを起動して、コンピューターのソフトウェアからデバイスを出力先として選択します。アプリはバックグラウンドオーディオをサポートしているため、他のプログラムに切り替えても音楽の再生が継続されます。共有ネットワークを使用している場合でも、アプリ内の設定でパスワードを設定すれば、他の人に聞かれる心配なくストリーミングできます。例えば、デペッシュ・モードを無限シャッフルで聴いていることを知られたくないかもしれません。
Airfoil Speakers Touchは、リモートコントロールアプリとの相性も抜群です。Appleの無料アプリ「Remote」を使えば、AirfoilからiOSデバイスにオーディオをストリーミングしている同じコンピュータ上のiTunesを操作できます。また、このアプリを使ってリモートヘッドホンを作ることもできます。部屋の向こう側で動画を視聴しているときは、iOSデバイスにオーディオを転送し、イヤホンを接続すればOKです。
[ Glenn Fleishman は Macworld に頻繁に寄稿しています。]