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武藤、新型大判プリンターRJ-8000を発表
ファルコンRJ-8000

大判コンテンツの出力が必要な印刷会社様は、武藤工業株式会社の最新製品であるRJ-8000 Falcon IIシリーズにご興味をお持ちいただけるかもしれません。この大判カラーインクジェットプリンターの新シリーズは、印刷幅49インチ、64インチ、86インチの3種類をご用意しています。

Falcon IIシリーズは、圧電式ダイナミックバリアブルドットイメージングを搭載しています。この技術は複数の異なるドットサイズを生成することで、より精細なディテール、より滑らかなグラデーション、そして真の連続階調印刷に近い鮮明な色彩を実現します(Mutoh社)。また、ヘッド高さ調整機能、最大1.5mmまでのメディア厚さ自動補正機能、そして最大430平方フィート/時の印刷速度を備えています。Falcon IIは最大8色のインクをサポートし、360 x 360~1440 x 2880dpiの解像度を備えています。

Falcon IIシステムは、調整可能なインク構成オプションを備えています。顔料インクと染料インクの両方を使用する印刷会社では、CMYKの顔料インクと染料インクのセットを同時にロードし、瞬時に切り替えることができます。これにより、印刷会社は、鮮やかさを重視するか耐久性を重視するかに応じて、柔軟な対応が可能になります。Falcon IIプリンターは、128MBのイメージバッファ、21GBのハードディスク、電動メディア巻き取りシステム、そして自動インク残量監視機能を搭載しています。オプションで256MBのイメージバッファと100baseT Ethernetインターフェースもご利用いただけます。

Falcon IIプリンターは、PostScript 3互換ネットワークRIPサーバー「Thunderbird PS-1000」を介してローカルエリアネットワークと通信します。このRIPサーバーはMutoh社によって開発され、MacまたはWindows対応のあらゆるソフトウェアで動作します。Thunderbird PS-1000は、複数のジョブと複数のクライアントからの同時スプールをサポートし、ジョブステータスの自動レポート、無人印刷監視、Webベースのユーザーインターフェースを備えています。

フロリダ州タンパのタンパ・コンベンションセンターで今週開催されるBig Picture Conferenceでは、これらのプリンターを初めてご覧いただけます。Mutohはブース番号325にて、新製品RJ-8000シリーズを初公開します。価格は未定です。