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Apple、Safari拡張機能プログラムの応募受付を開始

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Safari 5は先週、拡張機能の公式サポートを開始しました。開発者たちは即座に様々な機能強化をリリースしました。AppleはSafariのリリース時に、今夏後半にSafari Extensions Galleryを開設すると発表しており、現在、拡張機能の投稿を受け付けています。

AppleのSafari Developer Programサイトは、拡張機能を提出するための場所です。以前お伝えしたように、開発者はこのプログラムに無料で応募できます(App Storeのような年間99ドルの費用はかかりません)。ただし、拡張機能を配布するには、Appleからデジタル証明書を取得する必要があります。この証明書は、Appleの利用規約に違反した場合に、拡張機能を無効にするためのフェイルセーフとして機能します。

Safari拡張機能は既に数多くWeb上に登場しています。例えば、Realmac SoftwareのデザインユーティリティLittleSnapperにWebページを保存するLittleSnapper拡張機能や、老舗ソフトウェアショップPanicが提供するWeb注釈ツールCoda Notesのデモ(まだダウンロードできません)などです。Appleが独自のギャラリーを開設するまで、Safari拡張機能の非公式ブログでも拡張機能の収集が続けられています。

Appleは現在、Safari Extensionsギャラリーへの開発者からの投稿を受け付けていますが、Safariユーザーが閲覧できるようになる時期については新たな発表はありません。また、Appleがギャラリーをどの程度キュレーションするのかも不明です。そのため、Appleのショーケースに含まれない拡張機能をサードパーティが収集する余地が今後も残される可能性があります。