
画像: マイケル・ブラウン
AppleはAmazon Echoに対抗するSiri搭載デバイスの開発に引き続き注力していると報じられている。Apple関連の噂を専門に取材してきたブルームバーグのマーク・ガーマン氏によると、このプロジェクトはすでに研究開発段階を終え、試作段階に入っているという。
ガーマン氏はスマートホームデバイスがどのようなものになるかは明言していないが、おそらく何らかのスピーカーになるだろう。Siriデバイスは、Echoのように、おそらくHomeKit経由でスマート家電を制御できるようになるだろう。また、Siriデバイスは、iPhoneやiPadで既にPDAが実行しているのと同じタスクを実行できるようになる可能性が高い。
これはAppleが諦めないことを前提としている。しかし、AmazonのEchoでの成功や、Googleが10月に発売予定のHomeという類似製品を計画していることを考えると、Appleがこの分野に参入しない方が驚きだ。
裏話: ライバル企業との優位性を確保するため、AppleはAmazon Echoよりも高性能なスピーカーやマイクなど、より高性能なハードウェアを自社製品に搭載したいと考えていると報じられています。この製品には顔認識センサーも搭載される可能性があり、ガーマン氏はユーザー認証に加えて感情状態の検知にも活用できる可能性があると推測しています。6月の報道によると、Amazonも音声による感情検知に取り組んでいるとのことですが、現行のEchoには顔認識センサーは搭載されていません。
スマートホームデバイスに内蔵されたものであれ、チャットアプリのボットであれ、インテリジェントアシスタントはテクノロジー企業にとって次なる大きなブームとなるでしょう。ガーマン氏によると、Siri搭載スマートホームデバイスはAppleの戦略のほんの一部に過ぎません。Appleはまた、今後3年以内にSiriがiPhoneやiPad上のiOSシステム全体を制御できるようにしたいとしており、これによりハンズフリーでのインタラクションがさらに増えるでしょう。
著者: イアン・ポール、Macworld寄稿者
イアンはイスラエルを拠点とするフリーライターで、テクノロジー関連の話題には全く興味がありません。主にWindows、PC、ゲーム用ハードウェア、動画・音楽ストリーミングサービス、ソーシャルネットワーク、ブラウザなどを取り上げています。ニュース記事を執筆していない時は、PCユーザー向けのハウツー記事を執筆したり、eGPUのセットアップを調整したりしています。