Leopardが2006年のWWDC(世界開発者会議)で初めて公開デモされて以来、「私が見た限りでは」最も大きな批判の一つは、Dockの新しいデザインに集中しています。以前のMac OS X Dockの2次元的で部分的に透明な外観とは異なり、Leopardのランチャーは3次元の「棚」のような外観を採用しています。プログラム、ファイル、フォルダのアイコンは、まるで光沢のあるガラスの表面に置かれているかのように、反射して見えます。
見た目は悪く ありません 。見ているうちに少し慣れてきましたが、これは「目の保養」のための「目の保養」の好例です。結局のところ、Dockが他のオブジェクト、例えば上を通過するウィンドウなど を反射するという事実に、本当にメリットがあるのでしょうか ?

他の人たちと同じように、OS X 10.4のDockの見た目の何がそんなに悪いのかと疑問に思ってきました。さらに重要なのは、新しいDockの使い勝手について正当な懸念があることです。例えば、現在実行中のプログラムを示す新しいインジケーター(青みがかった球体)は見にくいと感じています。しかし、実際に新しいDockを使っていた人たちから寄せられた最も大きな不満は、 画面の横に置く と「棚」というメタファーが崩れてしまうことでした。(Rogue Amoebaブログの例をご覧ください。)
Leopardがまだ開発中だった頃、何人かのコメント投稿者が、Dockを画面の横に置いた時の外観を少なくとも変えるべきだとAppleに提案していました。結局、Appleの誰かがその意見に耳を傾けていたようです。Leopardの正式版では、Dockは画面のどちら側に置いても見た目が大きく異なり、実際、右の画像のようにTigerにかなり似ています。(個人的には、Tigerの黒い三角形よりも、新しく光る白いドットの方が好きですね。)
もちろん、Dockの外観が特定の状況下で変化する可能性があると分かっている今、常に同じ外観を維持する方法を誰かが見つけるのは時間の問題でした。案の定、こちらのMac OS X Hintsの記事で説明されているように、ターミナルでたった2つの簡単なコマンドを実行するだけで、まさにそれが実現できます。
デフォルトではcom.apple.dock no-glass -boolean YESと書きます
キラルドック
2 番目のコマンドを発行すると、Dock が再起動し、画面の下部に Tiger のような横位置の外観で表示されます。

(同じ 2 つのコマンドを使用し、 YESをNO に 変更すると 、Dock が公式の Leopard の外観に戻ります。)
ターミナルが苦手な方、あるいは2つの外観を頻繁に切り替える予定の方(例えば、標準の外観でスクリーンショットを撮る必要があるけれど、修正後の外観の方が好みという技術ライターなど)のために、ダウンロード可能なシンプルなAppleScriptを2つ用意しました。ダウンロードしたファイルを解凍すると、 「Modified Leopard Dock」 と 「Stock Leopard Dock」という2つの小さなプログラムが表示されます 。最初のプログラムを実行すると、Dockが変更された外観で再起動します。2番目のプログラムを実行すると、Dockが元の外観に戻ります。
さて、半透明のメニューバーの作業に取り掛かります…