
画像: 鋳造所
AI戦争はまさに根深い。Apple、Meta、OpenAI、Google、Microsoftはいずれも、新たなAIツールを私たちの日常生活に欠かせないものにすべく、邁進している。
Googleの最新のマルチモーダルAI「Gemini」は、すでに提供が開始されており、iPhoneのGoogleアプリ上部を1回タップするだけで簡単に選択できます。そして今、GoogleはGeminiのプロモーションを強化するため、スタンドアロンのiPhoneアプリ「Gemini」をリリースしました。
付属のブログ記事では、Geminiでできることの全てが詳しく説明されています。画像生成(GoogleのImagen3はかなり優秀です)や、12言語に対応し、今後さらに言語を追加していく予定のライブ会話アシスタントモード「Gemini Live」などです。もちろん、GeminiはGoogleアカウントに接続し、Googleカレンダー、連絡先、メールなど、Googleアプリやサービスのあらゆるデータを利用できます。
Geminiアプリでも、Googleアプリで画面上部のトグルをタップして検索とGeminiを切り替えるだけでできることは何もないようですね。Googleは、専用のGeminiアプリを将来的にカスタマイズしたり、将来のApple IntelligenceリリースでiOSと統合したりすることを計画しているのかもしれません。あるいは、全く同じ機能を自社アプリに取り込むことで、注目を集めようとしているのかもしれません。
著者: Jason Cross、Macworld シニアエディター
ジェイソンは25年以上にわたりテクノロジー関連の記事を執筆しています。最初はゲーム関連のメディアで執筆し、その後はエンスージアスト向けPCやテクノロジー全般に注力してきました。複雑なテクノロジーの仕組みを学び、それを誰にでも分かりやすく説明することを楽しんでいます。