ブルームバーグの報道によると、次期Apple Watch Ultraには、Appleのウェアラブル端末としては新しい機能が搭載される。衛星接続によるテキストメッセージの送受信機能だ。この新機能は、Appleが2022年にiPhone 14で限定的な衛星接続(緊急時のみ)を導入したことに続くものだ。昨年秋にリリースされたiOS 18では、衛星接続がiMessageにも拡張された。
Apple Watch Ultraにはセルラー接続機能が搭載されています。衛星接続はiPhoneと同様に動作すると思われます。セルラーネットワークが利用できない場合、テキストメッセージの送受信には衛星接続を利用できます。衛星通信事業者に登録する必要はなく、現在接続は無料で提供されています。
Apple Watch Ultraは遠隔地でのアクティブなアウトドア活動を行うユーザーをターゲットとしているため、衛星通信機能は役立つ可能性があります。Appleが衛星通信のサポートを拡大するのか、それともユーザーが有料で利用できるサービスプランを導入するのかは不明です。
衛星放送プロバイダーのGlobalstarは11月、Appleが同社に15億ドルを投資し、20%の株式を保有していると発表した。AppleはiPhone 14で衛星放送機能が導入された際に1年間の無料接続を約束し、2023年にさらに1年間延長した。しかし、昨年11月に無料期間が終了した後、Appleはサービスの延長や月額料金について言及していない。
ブルームバーグの報道によると、Appleは2025年に発売される可能性のある血圧モニターの開発にも取り組んでいるという。これは以前から噂されている機能で、AppleはApple Watch Series 10向けに、収縮期血圧と拡張期血圧の測定はできないものの、血圧が上昇しているかどうかを知らせる血圧モニターを開発中だったと報じられていたが、発売には間に合わなかった。
さらにガーマン氏は、アップルは依然として非侵襲性の血糖値モニタリングに取り組んでいるが、それは「非常に困難な課題」のままだと述べている。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。