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iPhotoの頑固なゴミ箱を空にする

匿名を希望する読者が、iPhoto の春の大掃除をしようとしています。匿名希望の読者はこう書いています。

iPhotoのゴミ箱に474個のアイテムがあります。ゴミ箱を空にしようとしたのですが、どうしても空になりません。この作業を完了するためのアドバイスはありますか?

背景情報として、iPhoto には Finder のゴミ箱とは別のゴミ箱があることをご説明しておきます。iPhoto で画像を削除すると、この別のゴミ箱に移動されます。iPhoto にゴミ箱を空にするよう明示的に指示するまで、Mac からは削除されません。ゴミ箱を空にするには、iPhoto のゴミ箱アイコンを Control キーを押しながら右クリックし、コンテキストメニューから「ゴミ箱を空にする」を選択します。

もしこの方法を試しても満足のいく結果が得られなかった場合は、iPhoto が大量の画像を一度に削除できないというよくある問題に遭遇している可能性があります。解決策としては、ゴミ箱にあるすべての画像を選択し、識別用のキーワード(「ゴミ箱」などがおすすめです)を付けてから、「写真」→「iPhoto ライブラリに復元」を選択してください。ご想像のとおり、これでゴミ箱に入れた写真が iPhoto ライブラリに戻ります。

次に、「ファイル」→「新規スマートアルバム」を選択し、 「キーワードがゴミ箱」という条件でアルバムを作成し、「OK」ボタンをクリックしてスマートアルバムを作成します。作成したスマートアルバム内の画像を100枚ほど選択し、Command+Option+Deleteキーを押します。これで画像がゴミ箱に捨てられます。次に、Controlキー(右クリック)を使ってゴミ箱を空にします。うまくいったら、さらに100枚の画像で同じ操作を繰り返します。画像が完全になくなるまで繰り返します。

iPhotoの再構築ウィンドウ

これらすべてがうまくいかない場合は、iPhoto に何らかの破損がある可能性があります。iPhoto を終了し、Command キーと Option キーを押しながら起動してください。「フォトライブラリの再構築」ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、いくつかの修復オプションが表示されます。まずは最初のオプション(写真の小さなサムネイルの再構築)を試してください。この操作が完了したら、iPhoto の動作を確認してください。それでも問題が解決しない場合は、「再構築」ウィンドウの次のオプションを試してください。iPhoto が思い通りに動作するようになるまで、この手順を繰り返してください。