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SIGGRAPH '06: マウスが3Dに

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サンディオ 3D マウス

まあ、厳密に言えば、マウス自体は昔から3次元で存在していました。しかし、Sandio Technologyは、3D対応ソフトウェアが普及している現状では、既存のポインティングデバイスを少しアップグレードする必要があると考えています。彼らはマウスに3つのデジタル「ロッカー」スイッチ(ジョイスティックユーザーには「ハット」スイッチとしてお馴染みのタイプ)を追加し、それぞれを4方向に動かすことができます。それぞれの方向をキーに割り当てることも可能です。

3Dマウスの主な用途はゲーム、特に一人称視点のシューティングゲームだと思われます。Sandioの従業員によると、ゲーマーがこのシステムに慣れるには約20分かかるとのことでした。確かに、私が数分間試しただけでは、マスターするには程遠いものでした。とはいえ、キーボードでやりたい操作の多くをマウスのスイッチで実行できるため、片手で他の操作を行うことができます。

彼らが注目しているもう一つのアプリケーションは、主に3D空間で動作するソフトウェアです。GoogleのSketch Upはその好例です。3Dマウスを使うことで、より有機的な環境とのインタラクションが可能になります。

Sandioは2つのモデルをリリースする予定です。ゲーミングモデルは今年後半に80ドルで、3Dアプリケーション向けのプロフェッショナルバージョンは2007年初頭に発売予定です。主な違いは、マウスがデフォルトでどのアプリケーションで使用されるかという点です。Sandioは現在、Macとの互換性について調査中です。