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アップルのサプライヤー、ペガトロンの上海工場で爆発

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アップルの部品サプライヤーであるペガトロンが所有する上海の工場で、週末に起きた爆発により従業員61人が負傷した。

ロイター通信は、負傷した従業員のうち23人が病院での治療を必要としたと伝えているが、同社の最高財務責任者チャールズ・リン氏は、爆発による火災はなく、負傷者も命に別状はないと述べた。 

この工場は上海の松江工業団地にあり、同社は部品を製造している顧客の名前を明かさなかったものの、情報筋によるとAppleもその1社だったとのことです。一部の報道によると、iPad 2、そしておそらくiPad 3の部品がこの工場で製造されていた可能性があるとのことです。 

アップルは調査中だと述べた。広報担当のキャロリン・ウー氏はロイター通信に対し、「松江で負傷された方々に心よりお見舞い申し上げます。ペガトロンと緊密に連携し、事故原因の究明に努めています」と述べた。

上海市政府によると、爆発は12月17日土曜日の現地時間15時40分頃、施設4階の作業場で発生した。

アップルの主要サプライヤーであるフォックスコンの中国工場で発生した2件の事故を受けて、ここ数カ月、アップルなどの電子機器大手に供給する工場の労働環境に対する懸念が高まっている。