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エヌビディアの利益は予想を上回る


コンピューターグラフィックス企業のエヌビディア社は、ウォール街の予想を上回る第4四半期利益を発表した。同社のGeForce2 MXグラフィックスカードをPower Mac G4システムで使用するというアップル社との契約が成長加速の理由であると述べた。
エヌビディアは、1月28日締めの第4四半期決算で、3,110万ドル(希薄化後1株当たり38セント)の利益を計上したと発表した。これは、2000年第4四半期の1,460万ドル(1株当たり19セント)から大幅に減少した。ファーストコール/トムソン・ファイナンシャルが調査したアナリストの平均予想は、1株当たり37セントだった。
第4四半期の収益は前年同期の1億2,850万ドルから70%増加して2億1,820万ドルとなった。
「2000年は、当社の目覚ましい成長と社員による数々の重要な成果が特徴でした」と、NVIDIAの社長兼CEOであるジェンスン・フアン氏は声明で述べています。「Mac、モバイル、ワークステーション市場への参入は、大きな反響を呼びました。昨年の成果と投資により、当社はデジタルライフスタイルを実現する革新的な製品を提供する基盤を築き、今後も成長を牽引していくでしょう。」