グーグルの会長エリック・シュミット氏はアップルについて批判し、同社が特許トロール行為を行っていると非難する一方で、iPhoneメーカーである同社は「非常に良いパートナー」だとも述べている。
コリアン・タイムズによると、現在ソウルにいるシュミット氏は「アップルの特許に関しては、先行技術がたくさんあるということが最良だ」と語ったという。
同氏はこの主張をさらに詳しく述べ、次のように述べた。「ここ数年で起きた最悪の事態の一つは、携帯電話業界には非常に多くの特許があり、その数は推定20万件にも上り、それらは重複し複雑化しており、あるベンダーが他のベンダーの携帯電話やデバイスの販売を阻止できると思われたことだと思う。」
シュミット氏は、「特許戦争は文字通り選択を妨げ、革新を妨げており、それは非常に悪いことだと思います」と不満を述べている。

彼はこう主張する。「結局のところ、Google は特許戦争ではなくイノベーションを重視しているのです。」
しかし、Appleを悪く言っているわけではない。シュミット氏はAppleについて、「実際、Appleは非常に良いパートナーです。両社は文字通り、あらゆることについて常に話し合っています」と主張している。
今週初め、シュミット氏は、Google マップを iPhone に戻すことについて Google が「まだ何もしていない」と認めた。
アップルとサムスンの間で続いている争いで、サムスンは今週初め、陪審員の不正行為を理由に同社に対する最近の数十億ドルの損害賠償判決を破棄するよう判事に求めた。
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