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HTCは特許紛争で「アップルに勝つ」と幹部が主張
HTCの上級幹部は、特許4件をめぐるアップルとの法廷闘争で同社が勝利するだろうと述べた。
コリア・タイムズ紙は、HTC北アジア社長のジャック・トン氏が、この紛争でHTCが勝利すると確信していると報じている。
「HTCが確実に勝利することに疑いの余地はありません。HTCは米国国際貿易委員会の最終判決を待っており、判決はHTCに有利なものになるでしょう」とトン氏は述べた。
HTCは8月、デラウェア州連邦地方裁判所にアップルを相手取り特許侵害訴訟を起こし、損害賠償と、米国内での特許を侵害するアップル製品の販売および輸入の禁止を求めた。

HTCは、Macintoshコンピューター、iPad、iPhone、Apple TVを含む一連の製品においてAppleが自社の特許を侵害していると主張した。
その後、9月に同社はGoogleから新たな特許を購入し、それを用いて修正訴状を提出した。Googleはこれらの特許をMotorola Mobilityの買収によって取得していた。
報道によれば、サムスンもこの訴訟の結果に大きな関心を寄せており、HTCが勝訴すれば「サムスン対アップルの訴訟においてサムスン側に影響を与える」可能性が高いと匿名のサムスン関係者が語った。
HTCのトン氏は、LTEベースの先進的なスマートフォン「Raider」発表イベントでこの発言を行った。また、同イベントで同社は独自のモバイルOSの開発を検討していることも明らかにした。
HTCは英国でもAppleに対して法的措置を取っている。