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NPD:Appleは現在、米国で3番目に大きな携帯電話ブランド

調査会社NPDグループによると、VerizonのiPhone販売もあって、Appleは現在、HTC、Motorola、RIMを上回り、米国で第3位の携帯電話ブランドとなっている。NPDによると、2011年第1四半期の携帯電話販売市場におけるiPhoneのシェアは14%で、Samsung(23%)、LG(18%)に次ぐ規模となっている。

これらの数字は、かなり妥当なものに思える。Appleは直近の決算発表で、3月26日締めの四半期で1,865万台のiPhoneを販売したと発表し、過去最高のiPhone販売台数を記録した。これは、Appleが前年同期に販売した875万台から113%の増加となる。Verizonの直近の決算発表(おそらく固定電話から行われたと思われる)によると、このiPhoneのうち220万台はVerizonが販売したものだったが、Verizonが参加していたとしても、AT&Tの業績は好調だった。GSMベースの通信事業者であるAT&Tは、2011年第1四半期に360万台のiPhoneをアクティベートした。これは前四半期比で33%増加している。(Appleが販売した残りの1,285万台のiPhoneは、海外市場で販売されたものだ。)

NPDはまた、米国消費者が購入した新規携帯電話の半数以上が初めてスマートフォンだったと報告しています。これはAppleにとって朗報でした。NPDの数字によると、iPhoneは9%増加し、スマートフォン販売台数の28%を占めました。「上げ潮はすべての船を浮かべる」と思うかもしれませんが、同社はAndroidの販売台数が2009年第2四半期以来初めてわずかに減少したと発表しました。前四半期の53%から2011年第1四半期には50%に減少しました。

しかし、NPDがMobile Phone Trackという消費者追跡サービスを通じてデータを収集していることは注目に値します。これは、NPD独自のデータ調査手法であり、「実績のある調査手法と世界クラスの市場情報インフラ、そして当社のワイヤレス専門家チームによる戦略的洞察を組み合わせた」ものです。独自の方法でデータを収集しているため、それが市場をどれほど正確に反映しているかを判断するのは困難です。とはいえ、VerizonがiPhoneキャリアに加わり、AT&T側の着実な増加と相まって、AppleのiPhone販売台数が過去最高になることは想像に難くありません。そして、その数字は引き続き上昇しているようです。