37
Expo Notes: Macworld/iWorldのスキャナシーンを調査

ペーパーレスオフィスの夢をまだ追い求めていますか?もしそうなら、Macworld/iWorldの会場では、領収書や書類をデジタル化するためのオプションが数多く提供されています。今年のショーのトレンドはモバイルスキャンのようです。

ブース番号410のNeat Companyは、NeatReciepts、NeatDesk、NeatCloud、NeatMobileといったアプリとハードウェアを展示しています。特にNeatは、既にスキャナーをお持ちの方には別売りのDigital Filing Systemソフトウェアに力を入れています。今年の新機能として、iOSデバイスで写真を撮影し、NeatMobileアプリでスキャンしたデータをNeatCloudサービス(月額利用料が必要)を介してMacやその他のデバイスと同期できるようになりました。

富士通の ScanSnap iX500 が Macworld/iWorld で Best of Show 賞を受賞しました。

富士通は、ブース番号610にてScanSnapシリーズのドキュメントスキャナーを展示しています。今年のMacworld Best of Showを受賞したScanSnap iX500は、従来機よりも高速で、検索可能なスキャンデータをデバイスからiPhoneまたはiPadのScanSnapアプリにワイヤレスで送信できます。モバイルアプリから、EverNote、DropBox、Google Driveなどのサービスに保存できます。

VuPointのMagic Wandバッテリー駆動スキャナ

VuPoint Solutionsは、バッテリー駆動のポータブルスキャナ「Magic Wand」シリーズを販売しています。Magic Wandには用紙送り機能がなく、スキャナを手動で紙の上を移動させる必要があります。スキャンした画像はMicroSDカードに保存されます。このカードは取り外してMacに接続することも、USBケーブルで接続してスキャンデータを転送することも可能です。Wi-Fiモデルと自動給紙ドッキングステーション搭載モデルも用意されています。現在販売されているすべてのモデルには1インチのステータスLEDが搭載されていますが、近日発売予定の新バージョンでは、1.5インチのカラーLCDにスキャン結果のプレビューが表示されます。

IRIS は非常によく似たデバイスを展示していますが、同社の IRIScan Book スキャナーには同社独自の IRIScan ソフトウェアが付属しています。