1月、姉妹サイトのPCWorldでCESの取材を手伝っていたとき、突然インターネットが使えなくなってしまいました。記事の途中で慌てて家の中を走り回っていたのですが、妹がiPadを持って駆けつけ、インターネットのホットスポットとして設定してくれたのです。
ふう。
iOSデバイスでワイヤレスホットスポットを設定するのは簡単です。パニックに陥ったフリーランスの技術ジャーナリストを救う以外にも、様々な場面で役立ちます。その手順をご紹介します。
始める前に、ご利用の携帯電話サービスプランがワイヤレスホットスポット機能に対応していることを確認してください。対応していない場合は、通信事業者にプランの価格と利用可能状況をご確認ください。また、iPhoneまたはiPadのモバイルデータ通信がオンになっていることもご確認ください。最後に、使用したデータはすべてプランのデータ上限に加算される可能性が高いため、ホットスポット利用中は大容量のファイルをダウンロードしないようご注意ください。
ホットスポットの設定と接続
りんご設定アプリを開き、「パーソナルホットスポット」 ( iPadでは「モバイルデータ通信」 として表示されています)をタップします。次の画面で、 「パーソナルホットスポット」のスイッチをタップして「オン」にします(スイッチが緑色に変わります)。次に、この画面に表示されるWi-Fiのパスワードをメモします。iPhoneまたはiPadでWi-Fiが有効になっていない場合は、この時点でオンにするように求められます。
次に、Mac または PC に移動し、Wi-Fi ネットワーク メニューを開いて、iOS デバイスの名前を選択し、通常の Wi-Fi ネットワークへの接続時と同じようにパスワードを入力します。
完了したら、[設定] > [パーソナルホットスポット] (または [設定] > [モバイルデータ通信] > [パーソナルホットスポット]) に戻り、ホットスポットをオフにします。
インスタントホットスポットの使用
iOS 8以降を搭載したiPhoneまたはセルラー対応iPadと、OS X Yosemite以降を搭載したMacをお持ちで、両方のデバイスを同じApple IDで設定している場合は、MacからiOSデバイスのホットスポット機能を簡単に有効化できます。この機能を使用するには、両方のデバイスがAppleのContinuityシステム要件を満たしている必要があります。その後は、MacのメニューバーにあるWi-Fiメニューから、ホットスポット対応のiOSデバイスを選択するだけです。
この方法は、同じ Apple ID でサインインしている iOS デバイス間で機能します。ホットスポットに接続するデバイスで[設定] > [Wi-Fi]に移動し 、ホットスポット対応の iPhone または iPad を選択します。