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中国の作家、著作権侵害訴訟でアップルに賠償金増額を要求

中国人作家グループは、米IT大手アップルが同社のApp Storeで作家の作品の海賊版を販売していたとして同社に起こした訴訟で、同社に求めている賠償額をほぼ倍増させた。

同団体は水曜日、北京市第二中級人民法院に修正請願書を提出し、アップルに対し、昨年12月に要求した1190万元より増額した2300万元(360万ドル)の賠償金を作家らに支払うよう要求した。

作家団体幹部の北志成氏によると、同団体はApp Storeで販売されていた海賊版作品をさらに26点発見したため、罰金を増額したという。

昨年7月、この活動家たちはAppleに対し、App Storeから海賊版とされる製品を削除するよう要請した。App StoreはApp Storeでのアプリ販売から30%の手数料を徴収している。活動家たちは、Appleの対応が遅すぎる、あるいは時には削除を拒否することさえあると訴えた。

1月、北京の裁判所は作家団体によるAppleに対する訴訟を受理した。訴訟では、App Storeが9人の中国人作家による59作品の海賊版を配信していたと主張している。

アップルはコメント要請に応じなかった。

同団体によると、同社は作家に対し、海賊版とされる製品を販売している開発者に連絡するよう指示した。しかし、開発者はApp Storeで連絡先情報をほとんど、あるいは全く提供していないことが多いとベイ氏は述べた。同団体は、一部の海賊版書籍のダウンロード数がApp Store上で100万回を超えていると推定している。