Apple Watch を操作する方法はいくつかあり、タッチと押下を区別できる Force Touch ディスプレイや、タッチ、押下してスクロール ホイールとして使用できる側面の Digital Crown ボタンなどがあります。
しかし、iPhoneユーザーには既にお馴染みのAppleのスマートウォッチとのやり取り方法、それがSiriです。ここでは、Apple WatchでSiriを使う方法をご紹介します。
Apple Watch で Siri にアクセスするには、デジタルクラウンを長押しするか、手首を上げて「Hey Siri」と言います。
Siri があなたのリクエストを聞き取り、上記のような画面が表示されます。
ただし、Watch ファミリーの最新製品である Apple Watch Series 3 を使用している場合は別です。Apple の新しい W2 チップセットを利用することで、Siri は画面上に応答を表示するだけでなく、Apple Watch 上でようやく音声で応答できるようになりました。
パフォーマンスの向上により、Siriの応答も速くなり、セルラーモデルを選べば、スマートフォンに接続していないときでもスマートウォッチを操作できます。クールだと思いませんか?
Apple Watch の詳細については、Apple Watch Series 3 のレビューと Apple Watch 購入ガイドをご覧ください。
さらに、iPhone で Siri を使用する方法も説明します。
Siriを使ってApple Watchで道順を調べる

Siriにどこかへの行き方を尋ねると、マップアプリが開き、目的地までの道順が表示されます。例えば「大英図書館への行き方は?」など。歩いていると、Apple Watchが触覚フィードバックを使って手首を軽くタップし、右に曲がるか左に曲がるかを教えてくれるので、迷うことはありません。
Siriを使ってApple Watchでスポーツのスコアを確認する

特定のスポーツチームを応援しているなら、Siriにスコアを尋ねることができます。「ウェストハムはサッカーに勝った?」と聞くと、Apple Watchの画面に結果が表示されます。ただし、Siriはまだイギリスで人気のスポーツをすべて把握しているわけではありません。例えば、クリケットの試合がないのが残念で、Macworldのオンラインエディター、デイビッド・プライス氏は非常に困惑しています。
Siriを使ってApple Watchでアプリを起動する
Apple Watchの画面は、iPhoneやiPadで見慣れている画面よりもはるかに小さいため、特定のアプリにナビゲートするのが難しくなっています。例えば、Apple Watchのホーム画面のアイコンは小さな円で、アプリの数によっては1画面に収まらないこともあります。
そこでSiriのアプリ起動機能が役立ちます。「Hey Siri。ワークアウトを開いて」と話しかければ、音声アシスタントが起動するので、Apple Watchの画面でワークアウトアプリのアイコンを探す手間が省けます。
Siriを使ってApple Watchでアラームを設定する

Siriにアラームを設定してもらうこともできます。「Hey Siri。6時半にアラームを設定して」と言えば完了です。
Siriを使ってApple Watchで電話をかける

Siriを使えば、素早く簡単に電話をかけられます。「Hey Siri。お母さんに電話して」と話しかけると、電話アプリがすぐに正しい番号に電話をかけてくれます。詳しくは、Apple Watchでの通話ガイドをご覧ください。
Siriを使ってApple Watchでメッセージを送信する
Siriを使えば、テキストメッセージの送信も簡単になります。「Hey Siri。お母さんにテキストメッセージを送って。ちょっとお茶でも飲みに行ってもいい?」と頼めばOKです。Apple Watchでのメッセージに関するガイドはこちらです。
Apple WatchのSiriでできることは他にもたくさんあります。例えば、その日の予定を確認したり、傘を持たずに家を出る前に天気を確認したり。
今後、スマートウォッチを使う時間が増えるにつれて、Apple Watch で Siri を使用するより便利な方法をこの記事に追記していきます。
iPhone を家に置いてきてしまった場合に、セルラー対応の Apple Watch で何ができるのかをここで読んでください。