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Apple、ペアレンタルコントロールを破るスクリーンタイムのバグを認める

スクリーンタイムのロゴ

画像: 鋳造所

iOS 12で導入されたAppleのスクリーンタイム設定は、お子様のiPadの使用時間を保護者が細かく管理することなく制限できる優れた方法です。しかし、最近発生したバグにより、保護者が制限を設定できなくなり、実質的にこの機能が使えなくなってしまいました。

ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、Appleは一部のユーザーがスクリーンタイムのバグ「時間設定が予期せずリセットされる」という現象を経験していることを「認識」しているという。同社は修正の時期については明らかにしていないものの、同社のエンジニアは「状況改善のためのアップデートを実施しており、今後も継続していく」と述べている。

The Journalによると、この問題は「ダウンタイム」設定に関連しているとのことです。この設定は、一定時間後にデバイスへのアクセスを遮断するものです。多くのユーザーから、この機能が正しく保存されず、保護者が知らないうちにデバイスの使用制限がかかっていない状況が発生するケースが多いと報告されています。また、保存された時間が以前の時間に戻ったり、自動的にオフになったりするケースもあります。

Appleは以前、「スクリーンタイム設定がリセットされるか、すべてのデバイス間で同期されない」問題を修正しましたが、iOS 17ベータ版でもこの問題が解消されていないという報告が多数あります。Appleは先週iOS 16.6をリリースしたばかりで、現在iOS 16ベータ版のテストを行っていません。Appleは修正がすぐに提供されるとは明言していませんが、9月のiOS 17リリース前には修正が提供されると予想されます。

著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長

マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。