iCloudフォトは、あらゆるデバイスやiCloud.comから、あらゆるメディアにアクセスできる優れた方法です。しかし、この機能がニーズを満たしていないと感じ、無効にしたいと考えている人もいます。しかし、以下のような潜在的なエッジケースを懸念している方もいます。
- AppleデバイスでiCloudフォトを無効にし、ストレージ容量に応じて画像と動画を保持しています。これにより、デバイスベースのフォトライブラリは、iCloud間での同期、およびiCloud.comとの同期から切り離されます。
- iCloud.com にアクセスして画像を削除します。
- 意図せず、デバイス上で iCloud フォトが再度有効になります。
手順3を実行すると、手順2でiCloud.comから削除された画像は、手順3で誤って再有効化されたデバイスからも削除されますか?Appleはこの特定のケースについて文書化していませんが、答えは明らかに「いいえ」のようです。iCloudには、同期が再有効化された際に適用される削除の記録は保存されません。
iCloud写真からメディアを削除することは、メディアを移動するようなものです 。つまり、iOS、iPadOS、macOS、またはiCloud.comでiCloud写真から画像やビデオを削除すると、次のような(または複数形)警告が表示されます。
すべてのデバイスから 1 つのアイテムを削除しますか?このアイテムはすべてのデバイスの iCloud 写真から削除されます。

しかし、実際にはそうはなりません。フォトアプリのネイティブアプリまたはウェブアプリは、削除したアイテムを「最近削除した項目」フォルダに移動します。約30日後に自動的に削除されます。(「最近削除した項目」フォルダに移動してアイテムを選択し、すぐに削除することもできますが、削除した瞬間から復元することはできません。)
誤ってまたは意図的にデバイス上で iCloud 写真を再度有効にすると、iCloud はデバイスと iCloud.com 間で写真とムービーを結合し、すべての画像のスーパーセットを作成します。
この Mac 911 の記事は、Macworld の読者 Dan から寄せられた質問に対する回答です。
続きを読む: iPhoneの容量を節約するために写真をiCloudに移動する方法
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著者: Glenn Fleishman、Macworld 寄稿者
グレン・フライシュマンの最新著書には、『Take Control of iOS and iPadOS Privacy and Security』、『Take Control of Calendar and Reminders』、『Take Control of Securing Your Mac』があります。余暇には、印刷とタイポグラフィの歴史に関する執筆活動も行っています。Macworldのシニア寄稿者で、Mac 911を執筆しています。