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Google マップのストリートビューが iOS の Safari で利用可能に

『ドーラといっしょに大冒険』や他の地図ファンに朗報です。Google マップは、iOS デバイスの Safari からサービスにアクセスしたときに初めてストリートビューを提供するようになりました。

iOSユーザーは、2008年後半からネイティブマップアプリ内でGoogleストリートビューが利用可能だったため、長らくGoogleストリートビューに簡単にアクセスすることに慣れていました。しかし、ご存知の方もいるかもしれませんが、iOS 6のマップアプリは従来のGoogleへの依存を脱し、Appleが様々なソースから収集した独自の地図データを直接利用するようになりました。この地図データにも欠陥がないわけではなく、Appleはユーザーが地図データを使い続けて問題を報告し、Appleがそれを解決することを推奨しています。また、CEOのティム・クック氏は、アプリに時折見られる欠陥や不具合について謝罪しました。

人物アイコンをタップしてストリートビューを起動します。

Cook 氏は、 Macworld 氏とともに、iOS 6 のマップ アプリで機能 (またはランドマーク) が見つからないことに困惑しているユーザーは、代わりに Google などのプロバイダーに頼るよう提案しました。Google マップのモバイル サイトは iPhone 上でかなりうまく機能します。しかし今週まで、このモバイル アプリは世界中の多くの住所の写真を表示するストリート ビューにアクセスできませんでした。今では、ストリート ビュー アイコン (灰色の背景に青い人) をタップするだけで、見ている住所のストリート ビューが起動し、Web サイトが新しいモバイル ブラウザ タブを開いて、目的の写真が表示されます。当然のことながら、ストリート ビューは指でスワイプでき、縦向きでも横向きでも機能します。ストリート ビューは、iOS 6 の新しい全画面 Safari モードを横向きでアクセスすると特に見栄えがよくなります。

iOS 6のマップには、主要都市の擬似3D俯瞰画像を提供する「Flyover」という機能が搭載されています。Appleが自社の車両を派遣して世界中の道路を撮影しない限り、Googleのストリートビューに匹敵するサービスを提供することはできないでしょう。

Googleマップのウェブサイトはmaps.google.comです。同社はiOS向けのスタンドアロンマップアプリをまだリリースしていませんが、ニューヨーク・タイムズ紙によると開発中とのことです。

著者: Lex Friedman、Macworld 寄稿者

レックスはMacworldの元ライターです。妻と3人の子供と共にニュージャージー州に住んでいます。