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エキスポノート:TeenAgreeが10代のドライバーを監視

Appmosphereは、iOSプラットフォーム向けのB2Bアプリを数多く開発してきました。しかし、CEOのローラ・ウーリー氏は、先週開催されたMacworld | iWorldのモバイルアプリショーケースで展示された同社のTeenAgreeアプリには、個人的な思い入れがあることを認めています。ウーリー氏と夫はアプリ開発会社の共同経営者であるだけでなく、9人の子供の親でもあり、そのうち2人は車を運転できる年齢です。そのため、TeenAgreeが10代のドライバーが運転中に適切な判断を下せるよう支援するという約束を確実に果たすよう、更なる努力をしています。

アプリをダウンロードすると、親と10代の子供の間で運転に関する合意を結ぶように指示されます。合意内容には、子供が運転できる地理的範囲、守るべき速度制限、そして運転中のテキストメッセージ送信をしないという誓約が含まれます。

設定が完了すると、アプリは10代の若者のスマートフォンのGPSと位置情報認識機能を活用し、若いドライバーが約束を守っているかどうかを確認できます。合意したエリアから外れると、その若者のスマートフォンから、親のスマートフォンで動作しているTeenAgreeにアラートが送信されます。また、10代の若者が合意したエリア内に戻った際にも、アプリは親に通知します。

これらすべての機能はAppmosphereの得意分野です。同社はまた、配送トラックとドライクリーニング店の配達ドライバーがルートや停車場所を追跡できるアプリも開発しています。

アプリのアラートは運転者のスマートフォンには表示されません。これは、ビープ音やテキストメッセージで10代のドライバーの気を散らさないようにするためでもあります。しかし、ウーリー氏は、このアプリによって親が自分でしつけ方法を決めることも可能になると指摘しています。

このアプリは複数の10代のドライバーに対応しており、1家族につき複数の親アカウントを作成できます。App Storeから5ドルでダウンロードでき、さらに位置情報追跡機能を利用するために月額5ドルのサブスクリプション料金がかかります。このアプリはAndroidスマートフォンにも対応しているため、複数のデバイスを所有している家庭でもこのサービスを利用できます。