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公開鍵暗号は30周年を迎え、もはや秘密ではない

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公開鍵暗号が30年も続いてるなんて信じられません。コードと暗号は幼い頃からずっと私の興味の対象で、電子暗号はその最新の派生です。Diffie-Hellman鍵交換やRSA暗号については、誰にも負けないくらい話せます。
先日、コンピュータ歴史博物館で開催された30周年記念パーティーに参加できなかったのが少し残念です。ディフィー氏やヘルマン氏、RSAセキュリティの元CEOジム・ビゾス氏、マイクロソフトのチーフソフトウェアアーキテクト、レイ・オジー氏といった著名人が参加していました。パネルディスカッションでは長年にわたる暗号技術について議論され、中でも最も物議を醸したのは、元NSA技術ディレクターのブライアン・スノー氏による、暗号技術に関する政府の近年のスタンスについての発言でした。
最近オンラインで買い物をする人のほとんどは、公開鍵暗号の重要性、あるいはそれがなければeコマースがそもそも存在し得ないことを理解しておらず、おそらく理解していないでしょう。多くの人は小さな鍵や南京錠のアイコンを見て、クレジットカード情報を送っても安全だと理解しています。詳細を理解する必要はありませんが、それでもなお興味深いものです。もしご興味があれば、スティーブン・レヴィの『Crypto』、あるいはより一般的な暗号に興味があるならサイモン・シンの『The Code Book』を強くお勧めします。フィクションファンなら、ニール・スティーヴンソンの傑作『Cryptonomicon』がおすすめです。
[スラッシュドット経由]