新年の抱負が「もう二度とリビングルームから出たくない」だったなら、D-Link の Boxee Box は目標達成に大いに役立つでしょう。

Boxee Box(12月に発表されましたが、CESで実際に見る機会がありました)は、人気のBoxeeソフトウェアをハードウェアで実装したもので、ローカルネットワーク上でFront Rowのようなメディア機能とインターネットからのストリーミングメディア配信を組み合わせたものです。HuluやNetflixのアカウントをお持ちであれば、それらも含め、利用可能な数十のインターネットチャンネルにコンピューターなしでアクセスできます。ローカルネットワーク上のすべてのメディアは、802.11nワイヤレス接続またはイーサネットケーブル経由で送信されます。また、24種類近くのビデオ、オーディオ、写真形式をサポートしています。
Boxには、非常によく考え抜かれた機能が搭載されています。背面にはメディアハードドライブ接続用のUSBポート、テレビに合わせた2つのビデオ出力ポート、そしてリモコン背面にはQWERTY配列のサムボードがあり、Boxを使って個人メディアを共有したり、Flickrなどのソーシャルメディアアプリでやり取りしたりできます。また、内蔵ストレージを拡張するためのSDカードスロットも搭載されています。CESで話を聞いた担当者によると、このスロットを使ってメディアをポータブルデバイスに転送できるとのことでしたが、この機能についてはプレス情報には記載されていません。
価格は未定で、「200ドル以下」とのみ記載されているため、追ってお知らせがあるまでは199ドル程度とお考えください。Boxeeは月額料金無料です。ただし、Boxee Boxは今年の第2四半期まで提供されませんので、すぐにはご利用いただけません。
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