秋のカメラ発表ラッシュが続く中、ニコンは火曜日に最新のデジタル一眼レフカメラ「D7000」を発表しました。このカメラは、同社のデジタル一眼レフラインナップにおいて、人気のD90の上位、D300Sの下位に位置することになります。D7000は、16.2メガピクセルのCMOSセンサー、デュアルメモリーカードスロット、39点オートフォーカスシステムを搭載しています。
NikonのD3100やSonyのα55と同様に、D7000は1080p HD動画を撮影でき、録画中にフルオートフォーカス機能も使用できます。専用の動画ボタンを押すだけで、1080p(24fps)、または720p(24fpsまたは30fps)で動画を録画できます。連続録画時間は最大20分です。動画撮影中は、最大35人の顔にオートフォーカスとトラッキングが可能です。撮影した動画はカメラ内で編集やトリミングも可能です。

デュアルカードスロットの追加により、動画と静止画を分けて撮影したり、RAWファイルとJPEGファイルを分けて撮影したり、2枚のカードに同時に記録して即座にバックアップしたりすることが可能になります。カメラはSD、SDHC、SDXCカードに記録します。
このモデルはISO感度100~6400(Hi-2モードでは25,600まで拡張可能)に対応し、低照度撮影に威力を発揮します。スポーツ撮影では、バーストモードで最大6フレーム/秒(fps)の連写が可能です。堅牢なボディには、170度チルトする3インチ液晶モニターと、視野率100%の光学ビューファインダーが搭載されています。カメラ内画像編集機能の充実化を受け、D7000はカメラ内RAWファイルの処理に加え、ティルトシフトやカラーフィルターなど、様々なレタッチ効果を適用できます。
ニコンは、広角 35mm、f/1.4 レンズと望遠 200mm、f/2 レンズの 2 つの新しい Nikkor レンズも発表します。
D7000は10月中旬に本体のみで1,200ドル、18-105mmレンズ付きで1,500ドルで発売される予定。
2010 年 9 月 15 日午前 9 時 40 分に更新され、D7000 は D90 を直接置き換えるものではなく、D90 と D300S の中間に位置するものであることが明確になりました。