
画像: 鋳造所
Apple MシリーズのMacBookは、ノートパソコンを開いたり、電源アダプタを差し込んだりすると自動的に電源が入ります。なんとなく納得できますよね?MacBookを開いたら、おそらく使うでしょうから、電源が入るはずです。(電源アダプタを差し込むと自動的に電源が入るというAppleの意図はよく分かりません。)
しかし、MacBookを開いたり、アダプタを接続したりしても電源が入らないようにしたい場合はどうすればよいでしょうか?macOS Sequoiaでは、MacBookを開いたり、アダプタを接続したりしても電源が入らないように調整できるようになりました。
この設定を変更するには、アプリケーション>ユーティリティにあるターミナルアプリからコマンドを入力する必要があります。ターミナルを起動したら、以下のコマンドのいずれかを入力します。
- ノートパソコンの電源を入れずに MacBook を開いたり電源に接続したりする場合は、次のように入力します。
sudo nvram BootPreference=%00 - MacBook を開いたときのみ電源がオンにならないようにするには、次のように入力します。
sudo nvram BootPreference=%01 - 電源に接続しているときにのみ MacBook が起動しないようにするには、次のように入力します。
sudo nvram BootPreference=%02
コマンドを入力したら、Returnキーを押してください。パスワードを入力する必要がありますが、入力したパスワードは画面に表示されません。Returnキーを押せば設定完了です。
この機能をリセットし、MacBookを開いたり電源プラグを差し込んだりすると自動的に電源が入るよう設定したい場合は、ターミナルを起動し、Enterキーを押して sudo nvram -d BootPreference からReturnキーを押します。これで、MacBookはデフォルトの設定に戻り、蓋を開けると自動的に電源が入るようになります。
MacBook を外部ディスプレイと一緒に使用する方法については、蓋を閉じたときに MacBook がスリープ状態にならないようにする方法を次に示します。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。