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Adobeが新しいPhotoshop iPadアプリをリリース

Adobeは先月、新しいCreative Suite 5.5と連携するように設計された新しいiPadアプリを発表し、クリエイティブな刺激を与えました。アップデートされたスイートは先週出荷が開始され、iPadアプリは現在App Storeで入手可能です。

Photoshop 用 Adob​​e Color Eazel

Adobe Color Lava、Adobe Eazel、Adobe Nav はいずれも、Photoshop CS5 とある程度連携するものです。先月、Adobe がどのような機能を用意しているかをお伝えするため、各アプリを実際に試してみました。

例えばAdobe Eazelは、Adobeの新しいiPadアプリの中で最も独立性に優れており、独自のツールインターフェースを備えたフル機能のペイントアプリとして単独で使用できます。「ウェット」と「ドライ」の両方のペイント特性を自由に組み合わせて、クリエイティブな表現が可能です。ツールパレットは5本指タップでアクセスできます。iPadでの作業が終わったら、写真アプリに保存するか、コンピューター上のPhotoshop CS5に即座に送信してさらに編集を加えることができます。

Adobeの他の2つのiPadアプリは、主にPhotoshopの拡張機能であり、iPadで従来のコンピュータと連携して創作活動を行うためのツールを提供しています。Color Lavaは、画家やデザイナーが指先で色を混ぜ合わせ、そのスウォッチをPhotoshop CS5に瞬時に送信できるデジタルパレットです。カスタムスウォッチや5つのスウォッチからなるテーマを作成し、Photoshopで使用したり、デザインパートナーにメールで送信したりすることも可能です。

Adobe Navは、パネル操作を多用するPhotoshopユーザーにとって、省スペースを実現するツールです。ツールパレットやファイルの閲覧、ズームなどの基本操作をiPadにオフロードできるため、メインディスプレイのスペースをキャンバスや他のパレットに活用できます。Adobe Navのツールエリアはカスタマイズ可能で、お気に入りのツールを最大16個まで指先で操作できる距離に配置できます。また、PhotoshopファイルをAdobe Navに保存して、外出先で手軽に表示することも可能です。

これら3つのアプリはすべて、Adobeの新しいPhotoshop Touch SDKの技術デモとしても機能します。これは、開発者がネットワーク接続を介してPhotoshop CS5を様々な方法で制御または操作するためのiOS、Android、BlackBerryアプリを開発するために使用できる無料のソフトウェア開発キットです。

Adobe Color Lava、Eazel、NavはiPad向けにApp Storeでそれぞれ3ドル、5ドル、2ドルで販売中です。ご利用にはiOS 4.3以降が必要です。