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Apple、DuckDuckGoの買収を要求
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米国のアナリスト、トニ・サッコナギ氏は、プライバシー保護に熱心なユーザーの間でGoogleの代わりとして人気となっている検索エンジン、DuckDuckGoをAppleが買収すべきだと提言した。
ストリート・インサイダーの報道によると、サコナギ氏によると、DuckDuckGoの買収費用は10億ドル未満で、これはAppleの1週間分の売上高に相当する。買収後、AppleはGoogleの広告収入の一部を自由に獲得し、巨額の利益を上げることができるだろう。
しかし、Appleは現在、iOSのデフォルトオプションとしてGoogleの検索エンジンを採用したことで年間70億ドルから100億ドルの報酬を得ていることを念頭に置く必要がある。もしこの提案が実現すれば、この収益は一夜にして消えてしまうだろう。つまり、この買収は、サコナギ氏が考えているような「当然の決断」とは程遠いものなのだ。
Appleは関心のある企業を積極的に買収しているが、BeatsやShazamといった少数の例外を除けば、買収対象はDuckDuckGoほど目立ったものではない。4月には機械学習企業Inductivを買収したが、これはSiriの開発改善を目的とした、一見ニッチな買収に思える。
この記事はもともとMacWorld Swedenに掲載されたものです。翻訳:David Price。