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PSPはまだ死んでいない


ここではDSについてかなり語られています。それは承知しています。なぜDSの最大のライバルであるソニーのPlayStation Portable(PSP)にそれほど力を入れていないのか、不思議に思われるかもしれません。もちろん私たちはソニーを嫌っているわけではありませんが、PSPのこととなると、DSを見て「なぜ?」と考えてしまいます。
どうやら、そう思っているのは私たちだけではないようだ。しかし、Ars Technicaによると、ソニーはサンディエゴのコミコンで、なんとこのゲームプラットフォームに新たな息吹を吹き込もうとしているという。「グレイテスト・ヒッツ」シリーズの値下げを発表し、25万本以上を売り上げたゲームをたったの19.99ドルで販売するほか、PSPで映画をダウンロードしたり、テレビに接続したりする構想も浮上している。PSPは近日発売予定のPS3の「リモコン」として機能するとのことだが、詳細は不明だ。そして、驚くべきことに、カルトヒット作『オフィス・スペース』や『ナポレオン・ダイナマイト』など、UMD対応の新作映画が続々と公開されている。
同時に、ソニーは最も熱心な支持層である自作ハッカーたちを遠ざけているようだ。ソニーの担当者はゲームサイトShack Newsに対し、自作についてこう語った。「全体的に見て、これは好ましくない。最近、当社の技術担当者はますます怒りっぽくなっており、保証も無効になる」。しかし、自作コミュニティがなければ、PSPはDSに対抗できるだろうか?おそらく、値下げなしでは無理だろう。